「事故物件住みます芸人」松原タニシって誰？？経歴まとめ

「KAT-TUN」の亀梨和也さんが、
“事故物件住みます芸人”松原タニシさんの
ノンフィクションを映画化する
「事故物件　恐い間取り（仮題）」
に主演することが決定しました。

映画公開前の素朴な疑問として、

事故物件住みます芸人でなんだ？
松原タニシって誰？？

と素朴な疑問が持ち上がったので
今回はこちらを検証していきたいと思います。

1 「事故物件」に住み続ける芸人　松原タニシ
2 事故物件に住み始めたきっかけ
3 事故物件住みます芸人という新ジャンルを開拓
4 著書「事故物件怪談　恐い間取り」は大ベストセラー
5 事故物件に住んで世界が広がる
6 まとめ・・・

「事故物件」に住み続ける芸人　松原タニシ

事故物件を簡単に説明すると、

前の居住者が自殺・殺人・孤独死・事故などで
死んでいる部屋や家のこと

そんな世間的にはあまり住みたくないような
「事故物件」をわざわざ選んで住み続けている人が

「事故物件住みます芸人」こと松原タニシさんです。

現在38歳。デビュー17年目を迎えた
松竹芸能に所属するピン芸人さんです。

某番組の企画の一環で
事故物件に住みはじめました。

これまで住んだ事故物件は
大阪、千葉、東京、沖縄など計９軒。

企画を離れた現在も事故物件に住んでいるとの事で、
普通の感覚ではちょっと信じられませんね^^;

ほぼ1年に1回のペースで事故物件から事故物件へと
移り住んでいます。

また、事故物件に住むだけではなく、
心霊スポットとウワサされる場所や
怪異な現象が起きるスポットへ行き、
不定期に動画を配信したり、
自分が実際に取材して体験した恐怖を語る
「怪談士」としても活躍してます。

事故物件に住み始めたきっかけ

「2012年の夏か秋に『お前ら行くな。』という
北野誠さんの心霊トークライブがあったんです。

それに大勢の若手芸人のひとりとして出演させていただきました。

その時ステージで誠さんが
『誰か恐い話を語れるやつはおらんか』とおっしゃって。

僕は少しでも爪痕を残したかったので挙手したら、
手を挙げたのは僕しかいなかった（笑）。

それでたまたまあった自分自身の体験談を話し、
この怪談がきっかけで誠さんから

『事故物件に住んでみろ』という指令がくだされたんです。
それ以来ずっと、現在まで事故物件以外は住んでいないです」

なかなか度胸がある人ですねｗ

売れない芸人さんにしてみれば
爪痕を残したいと思いますよね～

でも他の人は挙手しなかったって、
やはり怖いですもん（笑）

でもチャンスだと思ったところが
運命の分かれ道でしたね！！

事故物件住みます芸人という新ジャンルを開拓

「関西テレビの『怪談グランプリ」という
深夜の特別番組に出させてもらえることになり、

『事故物件に住んだら女性の声が聴こえた』
『車にひかれた』
『布のような謎の物体が映った』

という事実をありのまま話したら、
とても恐がられたんです。

『あ、本当に身のまわりに起きたことを話すだけで、
こんなに恐がってもらえるのか』と気がつき、

『ここでやめたらもったいない。
単発の企画で終わらせるのはもったいない』

と思ったんです。

事故物件に住むことを肩書にしてゆきたいなと。
ここでやめてしまうと、パッとしなかった
売れない芸人時代に戻ってしまうんじゃないかと
いう気がしたんですよね

ちょっとしたきっかけが、
大きく運命を変えたんですね！

怖いから嫌だ・・・ではなく、
逆に「事故物件に住むことを肩書にする」という
発想の転換が素晴らしいです！

著書「事故物件怪談　恐い間取り」は大ベストセラー

2018年6月26日、二見書房から出版された
「事故物件怪談　恐い間取り」は発売１ヵ月で４刷Σ(ﾟДﾟ)
その後も勢いをまし、８万部というものすごい
ヒットを飛ばしました。

超ベストセラーです！！！

神棚におびただしい数の
お札が貼ってある部屋とか

首吊り自殺があったトイレの壁に
人間の顔が浮かび上がった平屋の一軒家とか

謎の中国語メッセージがある部屋
（訳してみると魔物を退治する呪文）

などなどが、間取り図付きの証拠写真付きで
載っている本なんです。

当時はどこの書店へ行っても売り切れでだったそうで、

松原タニシさんが、喜びとともにこんな
コメントをしていました。

「ありがとうございます。
『売り切れていた』という声をよく耳にするのですが、
この記事が出る頃には次の重版分が
全国の書店へ行き渡っていると思います。

ぜひ探してみてください。

あと、間取りの本なので

まれに『住宅』や『暮らしのエッセイ』
というコーナーに置かれることがあるようですので、
そこのあたりも覗いてみてください。

かなり売れていたんですね～

ですが、心霊・オカルト系の本なのに、
住宅や暮らしのコーナーに紛れてたというのは
かなりウケますねｗｗ

店頭で間違えて開いた人は
別の恐怖体験だったことでしょう（笑）

事故物件に住んで世界が広がる

強くなりました！
度胸がつきました！

事故物件に住むようになってから、
日頃どんなに恐いことがあっても、

『大丈夫やな』『こんなん平気やな』

と思うようになってきました。

すごいポジティブな思考ですよね！

確かに恐怖のどん底を沢山経験してたら
多少のことはへっちゃらになりそうですｗ

『心霊スポットという場所に
一泊してみたらどうなるんだろう』

とか

『そこへひとりで行ったら何が起きるんだろう』

とか、もっと知りたくなってくる。

そういう好奇心が以前よりも増しました、

『その場所にどういういわれがあり、
なぜ怪談がうまれたのか』

それを知りたくて取材をするようになり、
芸風も変わりました。

事故物件のおかげで、
自分の世界が広がったと思います。

まさに「あなたの知らない世界」
を覗いてしまったが故の心境の変化です（笑）

「事故物件に住むようになってから、
生きている実感するようになった」

と語っていた松原タニシさん。

死後の世界の住人？とのふれあいで
生きることの素晴らしさを知り、
行動力・思考力が良い方向に変わったのだとしたら、

松原タニシさんにとって事故物件は、
パワースポットだったんでしょうね！