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漫画

マッシュルはハリーポッターのパクリ?オマージュ?共通点を徹底比較!

 

この記事では、

・マッシュルはハリーポッターのパクリ?オマージュ?

・共通点や違いを徹底比較!

についてお伝えしていきます。

 

マッシュルはハリーポッターのパクリ?オマージュ?

 

魔法学校を舞台にしたギャグ漫画「マッシュル」は、週刊少年ジャンプで人気を博しましたが、イギリスのベストセラー小説「ハリーポッター」のパクリではないかという疑惑が浮上しています。

 

 

 

 

SNS上でもこのような声が多いので、「マッシュル」と「ハリーポッター」の共通点を徹底比較し、パクリ説の真偽を検証していきたいと思います。

 

果たして、「マッシュル」は「ハリーポッター」のパクリなのでしょうか?
それとも、オマージュと言えるのでしょうか?

 

マッシュルがハリーポッターのパクリと言われた経緯

 

「マッシュル-MASHLE-」は、漫画家・甲本一先生の作品で、

週刊少年ジャンプにて2020年から2023年まで連載され、全18巻が発売されました。

テレビアニメ化もされ、第1期が2023年4月から7月まで放送され、第2期が2024年1月から放送されています。

マッシュルは漫画連載当初からも話題になっていましたが、

アニメ放送が始まり、更に人の目に触れる機会が増えたことにより、

 

あれ??
これってハリポタのパクリ?

 

と、話題が再燃しました。

 

マッシュルのあらすじ

 

さくっと簡単に漫画の内容を述べると、

 

舞台は、魔法界!

この世界の住人は、魔法を使ってモノを動かしたり、ほうきで空を飛んだりと誰もが魔法をごく当然のように使うことができます。

 

そんな魔法界で一人筋トレに打ち込んでいる少年、

マッシュ・バーンデッド!

 

彼には秘密があり、なんと魔法が使えません・・・

 

そんな主人公、マッシュが己の鍛え抜いた筋肉だけで、様々な問題を解決し、すべての魔法を粉砕し魔法界の頂点を目指すアブノーマル魔法ファンタジーです。

 

マッシュルとハリーポッターの大きな共通点

 

マッシュルとハリーポッターの一部には大きな共通点が見られます。

 

♦魔法が支配する世界

どちらも魔法が一般的で、主要な出来事が魔法の存在に基づいています。

 

♦異端の主人公

マッシュとハリーは、それぞれ魔法の世界において異端的な存在であり、他者から注目を浴びることになります。

 

♦魔法学校

両作品には魔法の学校が登場し、主人公がそこで魔法の基礎を学ぶ構造が共通しています。

 

 

この3点が揃えば、誰もがハリーポッターを思い浮かべてしまうと思いますが、、ファンタジーや魔法をテーマにした作品は一般的に共通の要素を持ちがちなので仕方がないように思います。

 

マッシュルはハリーポッターをパクリ過ぎている?

 

マッシュルがハリーポッターのパクリと言われてしまう原因には共通点だけではなく、内容の類似点の指摘があります。

 

なのでここからは、マッシュルの魔法学校がハリーポッターのホグワーツに似てる点を見ていきたいと思います。

 

魔法学校の制服

 

ワイシャツにネクタイ、それにローブという独特の組み合わせはかなりハリポタ感があります。

魔法世界の学校なので似たデザインになるのは仕方ないかもしれませんね。

 

 

顔のあざ

 

マッシュルとハリーポッターの顔のあざは、どちらも魔法の世界に関係しています。

マッシュルの世界では、顔のあざは魔力の量を表すもので、一本線から三本線まであります。

ハリーポッターの世界では、顔のあざは「稲妻の傷」と呼ばれ、主人公のハリーが幼い頃に邪悪な魔法使いにかけられた呪いの痕です。

 

 

魔法学校の校長

 

『マッシュル』のイーストン魔法学校の「ウォールバーグ校長」と『ハリーポッター』のホグワーツ魔法魔術学校の「ダンブルドア校長」にはかなりの類似点があります。

 

**容姿**

ウォールバーグとダンブルドアはともに白髭をたくわえた老人で、魔法界での権威的な存在です。

 

**性格**

ウォールバーグとダンブルドアはともに穏やかで優しく、主人公のマッシュとハリーに対して理解と支援を示します。

ウォールバーグはマッシュの魔法が使えないことを知りながらも、彼を魔法学校に入学させ、神覚者を目指すことを後押しします。

ダンブルドアはハリーの運命を知りながらも、彼をヴォルデモートとの戦いに導き、最後まで信頼と愛情を持ち続けます。

 

 

**話し方**

ウォールバーグとダンブルドアはともに敬語で話し、時にはユーモアや皮肉を交えます。

ウォールバーグはマッシュの筋肉に対して「素晴らしい」と称賛したり、彼の魔法が使えないことを「ちょっとした問題」と言いくるめたりします。

ダンブルドアはハリーの冒険に対して「おめでとう」と祝福したり、彼の死後に現れて「死んだと思っていたら、間違っていた」と冗談を言ったりします。

 

このように似たような外見、また人格についても、両者とも良識ある性格をしているという点でも共通しています。

 

ロイドとマルフォイ

 

マッシュルには、絶対的な権力を持つ「魔法局」の高官の息子「ロイド・キャンベル」という人物がいます。

 

ロイドとマルフォイはともに、主人公のライバルであり、嫌味な性格をしています。

ロイドとマルフォイは、主人公のマッシュとハリーに対して、嫉妬や敵意を持ち、何かと邪魔をしようとします。

両者とも親が有力者であり、それをかさに着ているという部分まで共通しています。

 

魔法学校の新入生は寮に分けられる

 

『マッシュル』と『ハリーポッター』は魔法学校の新入生は寮に分けられます。

マッシュルでは、新入生は自分の思考や思想によって、アドラ・レアン・オルカの3つの寮に分けられます。。

ハリーポッターでは、新入生は自分の性格や能力によって、グリフィンドール・スリザリン・レイブンクロー・ハッフルパフの4つの寮に分けられます。

 

寮の選別では、ハリーポッターでは新入生が入学式の際に「組み分け帽子」という魔法の帽子を被って行われるのに対し、マッシュルでは「組み分けユニコーン」によって行われました。

 

魔法学校で行われるスポーツ

 

『マッシュル』と『ハリーポッター』には、魔法学校で行われる人気のスポーツがあります。

 

マッシュルでは「ドゥエロ」、ハリーポッターでは「クィディッチ」というスポーツで、ほうきを使って飛び、ボールを奪い合います。

 

これだけでも十分ににているのですが、他にも、

  • 寮対抗
  • 衣装が似ている(赤色)

 

  • 主役が一年生ながら選手として選ばれる

 

などが酷似しています。

 

悲鳴をあげる植物や動く写真の新聞

 

『マッシュル』と『ハリーポッター』には、似たようなモノが登場します。

 

その1つが、動く新聞です。

写真が動いたり、音を出したりする魔法の新聞はハリーポッターでお馴染みですね。

 

ハリーポッターでは、魔法界で最も有名で影響力のある新聞「デイリー・プロフェット」

マッシュルでは、魔法界で最も人気のある新聞「マジック・タイムズ」

として本編に登場しています。

 

2つ目は、悲鳴をあげる植物です。

『マッシュル』と『ハリーポッター』の魔法学校では、悲鳴をあげる植物が登場しました。

 

ハリーポッターでは、悲鳴を聞くと死に至ると言われている「マンドレイク」

 

マッシュルでは、奇声をあげて泣き叫ぶ「マンドラゴラ」という植物が登場しました。

 

この2つをみても、ハリーポッターを連想させてしまいますね。

 

 

サブタイトルは「主人公の名前と○○」

 

マッシュルとハリーポッターのサブタイトルは、どちらも「主人公の名前と○○」という形式で統一されています。

 

アニメ『マッシュル-MASHLE-』のサブタイトルを見てみると、

1 マッシュ・バーンデッドと鍛えぬかれた筋肉
2 マッシュ・バーンデッドと不思議な迷路
3 マッシュ・バーンデッドと怒らせちゃいけない人
4 マッシュ・バーンデッドと強めの魔法使い
5 マッシュ・バーンデッドとモテない同級生
6 マッシュ・バーンデッドと鉄の魔法
7 マッシュ・バーンデッドと人形の魔法使い
8 マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち
9 マッシュ・バーンデッドと加速の魔法使い
10 マッシュ・バーンデッドと神覚者の男
11 マッシュ・バーンデッドと弱肉強食
12 マッシュ・バーンデッドと魔法の鏡

 

といったように全部「主人公の名前と○○」という形になっています。

 

ハリーポッターシリーズも

  • ハリー・ポッターと賢者の石
  • ハリー・ポッターと秘密の部屋
  • ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

 

と、同じです。

どちらも、主人公の名前とその巻で重要なキーワードを組み合わせています。

 

因みに、マッシュルでの「三魔校対争神覚者選定最終試験」のストーリーは、どうみてもハリーポッターの炎のゴブレットのストーリーと似ています。





マッシュルは色んな漫画をパクリ過ぎている?

 

マッシュルはあまりにもハリーポッターと酷似している部分が多かったですが、他の漫画にも似ていると言われています。

 

似ていると言われている漫画を紹介していきます。

 

マッシュルはワンパンマンに似ている

 

マッシュルがワンパンマンのパクリだと言われる理由は、主人公の設定にあります。

マッシュルの主人公マッシュとワンパンマンの主人公サイタマは、ともに筋トレで超人的な強さを手に入れ、敵を一撃で倒すという点が類似しています。

 

画像引用:X マッシュル-MASHLE-公式

 

 

なんだかんだ「グーパン」で片づけようとするところが同じです。

 

また、表情が淡白で、ギャグやシュールな展開が多いという共通点もあります。

 

マッシュルは鋼の錬金術師に似ている

 

大人気マンガの「鋼の錬金術師」とマッシュルにはとてもそっくりなシーンが出てきます。

 

「マッシュル」では主人公のマッシュが真っ白な空間で目を覚ますと目の前に大きな扉が現れます。

その扉の名前は『対価の扉』という名前で、

「鋼の錬金術師」に出てくる『真理の扉』
「マッシュル」に出てくる『対価の扉』

がとても似ています。

 

また、その扉から無数の手が現れ扉の中に引き込まれるというシーンもどちらのマンガにも存在しています。

 

 

「鋼の錬金術師」の中でそのシーンはとても重要なシーンだっただけに、ファンの中には軽々しく真似て欲しくないと批判の声もあがりました。

 

 

マッシュルはブラッククローバーに似ている

 

ブラッククローバーは魔法が当たり前の世界で主人公のアスタは魔法が使えるようになる魔導書を与えられず、代わりに魔法を無効化する魔導書に選ばれるところから物語は始まります。

この落ちこぼれで魔法の才能がないアスタとマッシュルの設定が非常に似ています。

 

マッシュルはNARUTOに似ている

 

マッシュルの第10話で、マッシュがランスの攻撃からフィンを庇って負傷するシーンは、NARUTOの第16話で、白の攻撃からナルトを庇ってサスケがやられるシーンに酷似しています。

サスケとランスの「体が動いた」という類似セリフと、その後のナルトとマッシュが怒りに駆られて「殺してやる」という類似セリフの流れが一緒です。

 

 

このシーンがあまりにも酷似していたことで、

 

予想以上にNARUTOだった

 

盛大にNARUTOだった

 

と、ネット上で話題になりました。





結論:マッシュルはパクリ?オマージュ?それとも・・

 

これまで多くの共通点や類似点をみてきました。

共通点や類似点が多いことに対しては、様々な考え方や意見があると思います。

 

パクリとオマージュの線引きは、法律的にも感覚的にも難しい問題です。

 

でも、マッシュルは パクリというよりもオマージュと言えると思います。

 

パクリとオマージュの違いについては、以下のように説明できます。

パクリは・・・

他人の作品やアイデアを無断で盗用し、自分のものとして公表する行為です。

創造性や倫理に欠ける行為であり、著作権侵害に問われる可能性があります。

 

オマージュは・・・

  • 尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作することです。
  • 引用や模倣によってオリジナル作品に敬意を示します。
  • 著作権者の許諾を得たり、オリジナルの本質的な特徴を表現しなかったりすることで、著作権侵害を避けることができます。

 

マッシュルでは、ハリーポッターやワンパンマンなどの作品に似ている部分が多いですが、それらの作品に対して尊敬や賞賛の念が込められていると感じます。

また、マッシュルは、オリジナルの作品にも独自の魅力や個性があります。

 

例えば、主人公のマッシュは、魔法が使えない筋肉バカで、魔法の授業やスポーツで筋力だけで勝負します。

これは、ハリーポッターの主人公のハリーとは大きく異なります。ハリーは、魔法の才能に溢れていて、魔法の授業やスポーツで魔法を使います。

 

また、マッシュルは、ギャグやパロディが多く、笑いを誘う作品です。

これは、ワンパンマンの主人公のサイタマとは違います。

サイタマは、どんな強敵もワンパンで倒すことに飽きていて、笑いよりもシリアスな作品です。

 

以上のように、マッシュルは、ハリーポッターやワンパンマンなどの作品から影響を受けていると思いますが、それらの作品の本質的な特徴をそのまま盗用しているわけではありません。

むしろ、それらの作品に対して敬意をもって作成されたオマージュと言えると思います。

 

作者の甲本一先生は、小学生時代『ボボボーボ・ボーボボ』と『銀魂』にハマり、「ギャグ・コメディ漫画家を目指し、『ワンパンマン』が好きで、影響を受けていると公言しています。

 

また、マッシュルはパクリ疑惑があっても、人気を博し、アニメ化もされたということは、読者や視聴者は作品に込められた意図を理解しているからだと思います。

 

なのでマッシュルはパクリと考えるより、オマージュ・パロディとして楽しむことができる作品だと思います。





まとめ・・・

 

この記事では、

 

についてまとめました。

 

これらの類似点は、作者の甲本一先生ががあえて寄せているという見方が強そうでした。

 

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