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番組

はじめてのおつかいで死亡事故?悲しい事故死の真相と過去に危険・非難があった放送まとめ

人気特番『はじめてのおつかい』は1988年の番組の1コーナーから始まり、その後は年2回ペースの特番として放送され、今なお多くの人達から愛されています。

しかし長く放送していると、小さな子供たちの奮闘にハラハラ・ドキドキさせながら成長に感動するだけではなく、危険・ありえないなどと非難されることもありました。

また事故があったのではないか?という噂が広まったこともあります。

この記事では、事故死の噂や過去に非難が多くあった内容についてまとめました。





はじめてのおつかいで死亡事故?悲しい事故死の真相

 

30年以上に渡って放送されている長寿特番ということで、子供たちの奮闘ぶりに感動する内容だけではなく、テレビで放送できない失敗や事故などあるのではないでしょうか?

 

そう思って調べてみると、

 

「はじめてのおつかい 事故死」というドキッとするようなキーワードが出てきます。

長い番組制作の中で、このような最悪なケースが本当にあったのでしょうか?

 

”はじめてのおつかい”で起こった悲しい悲劇

 

”はじめてのおつかい”で事故死の真相は、番組内で起こった事故ではありません。

これは本当に初めておつかいに行った子供が事故に巻き込まれ死亡したという悲しすぎる事件です。

 

2001年12月13日、あるひき逃げ事件が発生しました。

平成13年12月13日午後4時50分ごろ、香芝市真美ヶ丘の保育園児、東本友紀ちゃん=当時(6)が広陵町馬見中の町道交差点を自転車で横断中、左折してきたトラックにはねられて死亡した。

トラックは友紀ちゃんをはねた後に約700メートルにわたって自転車を引きずり、道路脇の植え込みに自転車を放置して逃げた。

 

 

当時6歳だった東本友紀ちゃんは、おじいちゃんの手作り自転車でスーパーに買い物に行く途中、事故に巻き込まれてしまいました。

 

 

青信号で自転車に乗って横断していた友紀ちゃんを巻き込んだトラックはそのまま逃走・・・

 

友紀ちゃんは年が明けたら小学生になることや、もうすぐ兄弟が生まれてお姉ちゃんになるということで責任感が芽生えてきていたんでしょうね・・・

そして身重のお母さんを労る優しい心も持ち合わせていました。

 

そんなしっかりした友紀ちゃんを轢いた犯人は捕まっていなく、5年の時効を迎え、未解決事件となりました。

 

「わたしたち夫婦は、言葉にできないくらい大切だった一人娘の命を奪い、さらには、まるでポケットティッシュのように捨て去り、今も逃げ続けている犯人を、娘のために一生涯かけて探し続けます。私たち夫婦にとって、時効は考えられません。」

引用:http://blog.livedoor.jp/app884p/archives/51663272.html

 

同じ子供を持つ親として、ご両親の気持ちを考えると涙が溢れ、本当に言葉になりません・・・

 

報道による勘違い

 

このあまりにも悲しく辛すぎる事件は多くのニュースや新聞などで報道されました。

 

2001年12月13日(木)天気は雨、午後5時ころ、
おじいちゃんの手作り自転車でスーパーに買い物に行く途中、
交差点でトラックにはねられ死亡。
トラックはそのまま逃走!

はじめてのおつかいでの悲劇だった・・・。

 

 

”はじめてのおつかいでの悲劇”

と伝えたことにより、番組タイトルと混同されてしまった事が原因のようです。

 

番組「はじめてのおつかい」では、子供が事故やトラブルに巻き込まれないよう様々な工夫がされています。

 

  • 番組名を騙って子供を誘拐することや個人情報を取得することを防止する為、公募をしていない
  • ワイヤレスマイク装置を手製の「お守り袋」に入れて子供に手渡す
  • 普通の人(工事関係者・店の客など)の格好をして撮影
  • 監視役のスタッフを配置
  • 近所の人に番組の撮影があることを事前に伝える

 

上記以外にも沢山の工夫がなされ、番組が長きに渡って放送されています。

 

なので、番組内で大きな事故に繋がった事はありませんが、番組をみた親御さんが

“本当に子供を一人でおつかいをさせる”

という事例は多くあるようです。

 

子供の成長や自立心を育てたい親心もわかりますが、事故の他にも不審者や誘拐など危険がたくさんあるということを理解し、親の目が行き届く環境で試してみることが望ましいですね。





過去にありえない・危険と非難があった放送まとめ

 

自分が子供の頃のおつかいは、親がお金とメモ紙をポーチに入れてくれ、すぐ近くのお店で重くなく簡単なモノをお願いされたものです。

 

しかし、長年放送されている番組だからなのか?

どんどん「子供への指示が過激化している」と批判の声が上がるようになっています。

 

2歳2ヶ月の女の子のおつかい

 

2019年7月15日に放送された回で、当時2歳2ヶ月の優愛美(ゆめみ)ちゃんがはじめておつかいにチャレンジしましたが、ネット上では、

 

  • 危ない
  • 親のエゴだ
  • 年齢規制するべき
  • 虐待以外の何物でもない

 

という否定的な意見が7割にも達しました。

 

 

2歳2ヶ月といえばついこないだまで1歳で、まだまだ赤ちゃんだと思います。

いくら番組スタッフが見守っているとはいえ、させるべきではないという意見は正当かなと感じます。

 

ましてやその歳の記憶ってあまり残らないように思いますので、おつかい適齢期ではないですね。

 

3歳児が4キロの道を2往復

 

2020年1月6日に放送された回では、3歳の男の子がおつかいで8キロにもおよぶ距離を歩かされ、鬼畜すぎると炎上しました。

 

3歳の男の子は、お姉ちゃんにミュージカルの台本を渡すため、小学校までの往復4キロの道を1人で歩くことに。

しかし無事に小学校に着いたものの、お母さんが男の子に「台本」を渡し忘れていて、そこから家に戻り、再び泣きながら学校へ向かいました。

 

家と学校を2往復する形となったこのおつかいを見た視聴者からは、

 

3歳児に8キロ歩かせたとか見たんですけど……
え……本人がやりたがるなら良いけど……
8キロはちょっと遠すぎませんか?
泣いてたのなら虐待と言われても言い返せない気がします

 

元々小学校低学年ぐらいがやるやつじゃなかった?
3歳児におつかいさせるのって、
それもう虐待レベルじゃない?

 

往復4キロ子供に歩かせた後さらにもっかい往復4キロ歩かせるの鬼畜過ぎる

 

8キロって、大人の俺でも泣くわ

 

と、〝過酷なおつかい〟に疑問の声が溢れました。

 

渡し忘れたお母さんにも原因がありますので、どうしても行かせるのであれば特例で一緒に行って上げても良かったようにも感じます。

 

性差別発言のナレーションに非難殺到

 

2020年7月20日に放送された回では、男の子1人・女の子3人の4つ子が登場し、大好きなおじいちゃんとお母さんの為に好物の品を買い行きました。

 

番組内では兄弟の中で唯一の男の子である一心くんに対し、「男の子なんだから」という性別を強調するナレーションや両親からハッパをかけられる場面が流れ、その古い価値観に疑問を抱く視聴者が多くみられました。

 

はじめてのおつかい見てたらナレーションで「男だろ!頑張れ!」ときて何か萎えてしまった…

 

親御さんが「男の子なんだから」「男の子でしょ」と言ってハッパをかける場面がしばしばあって、あれだけはどうしても受け入れられない

 

「男の子なんだから」とか「男のぼくがやる」とかいちいちうるさくて嫌だわ

 

みんながみんな男が泣くなって教育してるけど 泣いても良くないかい? 泣かない男が偉いんか

 

 

たしかに「◯◯なんだから!」という言葉はあまり好きではありませんが、この子がこの経験を元に、

 

  • 僕は強い男になろう!
  • 僕は女の子(姉妹)に優しくできる男になる!

 

と思える人に成長してくれるのではないかと思います。

親御さんもそういう期待を込めたものであると考えたならそこまで批判されなくてもとも思います。

 

ただ時代の流れと共にそういう価値観が問われる場面が多くなってきていますので、強調するような構成は避けたほうがよさそうですね。





まとめ・・・

 

はじめてのおつかいの事故死の噂や過去に非難が多くあった内容についてまとめました。

事故に関しては番組とは無関係ではありましたが、低年齢化やおつかいの内容にやりすぎ感があるのは少々残念な気持ちになります。

 

はじめてのおつかいは子供に大きな成長をもたらしてくれるものですが、安全で無理のない内容でほっこりできる番組作りをしてほしいですね。

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