”売れてる曲”というのはメロディーや歌詞が良いというのはもちろんですが、その曲にインパクトを与える振り付けも重要ポイントではないでしょうか?
そこで今回は、1970年代から現在まで数多くのアイドルやアーティストの振り付けを担当してきた【伝説の振付師】三浦亨さんのプロフィールと経歴、
そして、「80年代アイドルのあの振り付けはこの人だったんだー」
と驚かれること間違いなしの数々の名曲も動画で紹介していきます。
目次
【振付師】三浦亨(カーニバル三浦)のプロフィールと経歴
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三浦 亨(みうら とおる)
芸名 カーニバル三浦
生年月日 1946年(76歳)
出身地 宮城県
振付師・ダンサー
宮城県立石巻高校
日本大学芸術学部演劇学科
宮城県出身の三浦亨さんは、宮城県石巻高校、日本大学芸術学部演劇学科と進学し、大学卒業後の1970年に西条満さんの元でダンサーとしてデビューを果たしました。
師匠の西条満さんは、おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」の振付や山口百恵さんの引退コンサートで最後にステージにマイクを置いて去る演出を考案した人物だそうです。
このシーン、リアタイで見てなくても伝説として知ってる方は多いはず!
お師匠様もかなりすごい人です。
西条満さんからダンスを教わった三浦亨さんは、1973年に天地真理さんの『恋する夏の日』で振付師としてデビューを果たすと、振り付けの才能が開花します。
そこから、
- 「レッツゴーヤング」(NHK)
- 「オールナイトフジ」(フジテレビ)
- 「夕やけニャンニャン」(フジテレビ)
など1980年代を代表する番組や、80年代アイドル・バックダンサーのスクールメイツの振り付けを担当し業界で知られる存在になっていきます。
2000年に入ってからは、『クイズ!ヘキサゴンII』から生まれたユニット羞恥心の「羞恥心」の振り付けを担当。
小さな子供が「羞~恥心♪羞~恥心♪」と歌いながら腕を回して真似していたな~と懐かしい気持ちになりましたw
難しい振り付けではないので覚えやすいのがいいですよね!
また、ちょっと変わったところでは、北海道YOSAKOIソーラン祭りの演舞指導などもされています。
【祭りだ!わっしょい 振付制作中♪】
この土日に、学生支部に所属する学生チームのメンバーが、YOSAKOIソーラン祭り令和元号記念「祭りだ!わっしょい」の振付制作をしました!振付師の三浦亨先生にもアドバイスをいただき、完成間近です!出来上がりをお楽しみに!!https://t.co/KoFtj7utNj pic.twitter.com/KRmrq3c8bC— YOSAKOIソーラン祭り (@YosakoiSoranFes) April 21, 2019
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また振付師のほかにカーニバル三浦名義でも活動もしており、テレビや雑誌への露出も多いです。
こちらの動画は三浦亨さんが振り付けしたキャンディーズの「年下の男の子」を森口博子さんと川野良子さんと一緒にご本人が踊っていますw
すごい振付師さんなのに、とても可愛らしいおじ様ですね♡
70年代から現在に至るまで幅広く活躍されていて本当にすごい!の一言です。
振付師・三浦亨(カーニバル三浦)の振り付けした名曲を動画で紹介
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ここからは三浦亨さんが手がけた振り付けを紹介していきます。
「この曲もあの曲もなの?!」
とびっくりしてしまうこと間違いなしです!
松田聖子「裸足の季節」(1980年)
すごい振り付けという感じよりアイドル王道の振り付けという感じがしますね。
中森明菜「十戒」(1984年)
もう最初のイントロからかっこよくて引き込まれる振り付けです。
秀逸な振り付けで、多くの明菜ちゃんファンがこぞって真似していました。
アン・ルイス「六本木心中」(1984年)
ワイルドでセクシーな振り付けが最高にかっこいいです。
力強いダンスが歌声とマッチしています。
荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」(1985年)
カラオケで歌えば必ず踊っちゃいますよねw
因みに、とんねるずやナイナイの岡村さんが真似しているのが最高に面白くて大好きな振り付けです!
こんなに多くの人に愛されてる振り付けはなかなかないように思います。
本田美奈子「Oneway Generation」(1987年)
本田美奈子さんの可愛らしさを際立たせるチャーミングな振り付け。
杖を使ったコミカルな動きが最高です。
とんねるず「ガラガラヘビがやってくる」(1992年)
とんねるずのお2人の動きが自由すぎてどこが振り付け?と思ってしまいますが、
たぶん『ゴーゴゴゴー!』で揃うところは振り付けられているのかな~とw
オジャパメン「オジャパメン」(1997年)
とんねるずとは正反対でしっかりと振り付けを守るダウンタウンメンバーw
ダンスができなくても誰でもできる振り付けを考えるって逆に難しそうです。
動画で紹介した他にも、
- 松原みき「真夜中のドアSTAY WITH ME」 (1979年)
- 榊原郁恵「ROBOT」(1980年)
- 早見優「急いで!初恋」(1982年)
- 堀ちえみ「稲妻パラダイス」(1984年)
- 荻野目洋子「六本木純情派」(1986年)
- 和田アキ子「だってしょうがないじゃない」(1988年)
- 森高千里「ザ・ストレス」(1989年)
- ピチカート・ファイヴ「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」(1997年)
- Re:Japan「明日があるさ」(2001年)
- はっぱ隊「YATTA!」(2001年)
- 堀内健「ホリケンサイズ」(2002年)
- 新選組リアン「男道」(2009年)
などの振り付けを手掛けています。
初期はアイドル歌手が多く、後半はお笑い芸人が多いですね。
まとめ・・・
【伝説の振付師】三浦亨さんについてまとめました。
この振り付け知ってる!というものが多かったのではないでしょうか?
どの曲も素晴らしい名曲ですが、三浦亨さんの振り付けが人気の一端を担っているんだなと実感できました。
昭和歌謡曲が若者に注目されている今、三浦さんに再び注目が集まりそうです。
70代半ばを超えていらっしゃいますが、素敵な曲に素晴らしい振り付けをどんどん世に送り出していただきたいです!