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【2020年 緊急事態宣言】災害時にACジャパンのCMが多くなるのはなぜ?

2020年4月7日、緊急事態宣言が7都道府県に発令され、自粛ムードの高まりと共に、自宅で過ごす時間・テレビを見る時間が増えました。

そんな中「ACジャパンのCM」がよく流れるようになったと感じる方がたくさんいらっしゃいます。

東日本大震災の時に繰り返し流れていたACのCM「ぽぽぽぽーん」
この時の状況と少し似ています。

異常事態になると、どうしてACジャパンのCMが多くなるかを調べてみました。





【2020年 緊急事態宣言】
災害時にACジャパンのCMが多くなるのはなぜ?

 

「ACジャパン」は、広告会社・メディア会社企業・団体個人会員が会員となっている公益社団法人です。

以前は「公共広告機構」という名称でした。

公共マナーなどを啓発するCMを多数制作しています。

 

ACジャパンのCMは、

日本、そして世界が抱える様々な問題を一人でも多くの人に知ってもらい、
世の中をより良くしていく

という目的を持って作られています。

営利目的ではなく、世の中をより良く改善する目的で作られるCMなので、色んな理由でテレビ番組のスポンサーがCMを一時中断したい時に流されます。

 

ACジャパンのCMが流れる条件

ACジャパンのCMは穴埋め・差し替え用の素材として無償で提供されていて、次の条件が満たされた時に差し替えられます。

 

① CM企業の不祥事・事故・倒産、または出演者の不祥事があった場合。

② CMが確保できなかった場合の穴埋めとして。

③ 突発的な事情(災害・テロ・皇室の慶弔)
によって、番組内容が大幅に変更された時。

④ スポンサーの降板・放送機器の不具合の際。

⑤ CM企業の展開外である地域の場合。

 

大震災や集中豪雨などの災害が発生した際、エンタメ業界の企業などがCMを自粛し、ACジャパンのCMが放送されることがありましたが、

今回は過去に前例がない状況なので、少しニュアンスが変わっています。

 

緊急事態宣言発令でACジャパンのCMが多くなった理由

理由① 番組制作が困難になった

新型コロナウイルスの蔓延により、集団感染(クラスター)の恐れがある為、各TV局はスタジオやロケでの撮影が困難になってしまいました。

各テレビ局は撮影を自粛し、放送内容を変更を余儀なくされています。

予算を出しているのはスポンサーです。
番組制作が行われていないという事は、予算を集めることができません。

 

理由② 各業界が不況によりCMを自粛

緊急事態宣言が発令され、イベントや各施設、店舗に対し営業休止要請が出されました。

また学校が休校になったり、テレワークを実施したりと不要不急の外出を自粛するように呼びかけています。

営業が出来ない、お客さんが来ないとなると売上がなくなります。

そのため、広告費を削るしかなくなります。

 

理由③ 緊急特番が増え、スポンサーCMがなくなり枠が空く

今回の緊急事態宣言の発令に伴い、もともと予定していた番組は放送されませんでした。

番組が放送されなければ、スポンサーCMはもちろん放送されません。

そこで空いた枠を埋める為に、無償で提供されているACジャパンのCMが放送されます。

 

ツイッターでの反応

 

ACジャパンで、コロナウイルスの正しい知識を深めるCMを作って流してくれたらいいかもしれないですね。

過去に例がないことなので繰り返し伝えることが大事なので・・・





まとめ・・・

異常事態になると、どうしてACジャパンのCMが多くなるかを調べてみました。

ACジャパンは常に多くのCMを用意しているわけではありません。
なので、どうしても短時間に同じCMが繰り返し流れてしまうのは仕方がないですね。

早くコロナウイルスが終息して、通常の生活に戻って欲しいものです。

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