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音楽

アダム・ランバートはなぜクイーンのヴォーカルとしてライブしている?プロフィール・経歴まとめ

 

この記事では、

  • アダム・ランバートはなぜクイーンと活動している?
  • アダム・ランバートプロフィール・経歴まとめ

についてお伝えしていきます。

アダム・ランバートはなぜクイーンと活動している?

 

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アダム・ランバートは、アメリカの歌手、作詞・作曲家、俳優です。

オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン8で準優勝し、その後ソロ活動を始動しました。

 

2009年にファーストデビューアルバム

「For Your Entertainment」

をリリースし、デビュー。

 

このアルバムでビルボード200で初登場3位を記録し、複数の国でゴールドおよびプラチナのステータスを獲得しています。

その後も「Trespassing」や「The Original High」などのアルバムをリリースし、

これまでに全世界でシングル500万枚以上、アルバム300万枚以上を売り上げています。

 

アダム・ランバートは、非常に高い声域を持っていて、

彼の声域は、4オクターヴと1音と言われており、最低音はE2、最高音はE6です。

4オクターヴと1音とは、声域の広さを表す単位です。

オクターヴとは、同じ音名の音の間の音程のことで、例えばドからドまでの8つの音の間隔です。

1音とは、半音のことで、例えばドとド#の間の音程です。

つまり、4オクターヴと1音とは、32個の半音の間隔のことです。

例えば、最低音がC3(中央のドの1オクターヴ下)で、最高音がD7(中央のドの4オクターヴ上)の場合、声域は4オクターヴと1音となります。

 

言葉だと難しく訳がわからないので画像にしてみるとこんな感じです↓

いやいやいやいやいや、音域の広さハンパない‼

化け物級!!!!!!(;’∀’)

 

彼はその広い音域を武器に、高音だけでなく、低音や中音も自在に操ることができることから、様々なジャンルの曲に対応することができます。

 

なので彼は驚異的な歌唱力と優れた表現力、そして最強の高音ファルセット(裏声)で、

【神の声域を持つ世紀のヴォーカリスト】

と、世界中で絶賛されています。

 

Queen(クイーン)とは・・・

 

クイーンはイギリスのロックバンドで、1970年に結成されました。

 

メンバーは、

  • ボーカルのフレディ・マーキュリー
  • ギターのブライアン・メイ
  • ドラムのロジャー・テイラー
  • ベースのジョン・ディーコン

 

の4人組です。

 

クイーンは、ハードロックやプログレッシブ・ロック、ポップ・ロックなど、様々なジャンルの音楽を取り入れ、独自のスタイルを確立しました。

 

その中でフレディ・マーキュリーの驚異的な歌唱力と圧倒的なステージ・パフォーマンスは世界中のファンを魅了し、「ボヘミアン・ラプソディ」や「伝説のチャンピオン」など、数々のヒット曲を生み出し、世界中で高い人気と評価を得ました。

 

しかし、そんな人気絶頂の中、フレディ・マーキュリーは1991年にエイズによる合併症で45歳という若さでこの世を去ります。

 

彼の死は、世界中のファンやメディアに衝撃と悲しみをもたらしました。

しかし、彼の残した音楽やパフォーマンスは多くの人々に影響を与え続け、映画やドラマ、CMなどで使われたり、カバーされたりしています。

 

フレディ・マーキュリーはロック史における最も偉大なボーカリストの一人として、今もなお多くの人々に愛され、伝説となっています。

 

フレディ・マーキュリー亡き後のクイーンの活動

 

クイーンは、フレディ・マーキュリーが亡くなるまで活動し、

その後はメイとテイラーを中心に様々なプロジェクトを行っています。

 1992年には、フレディの追悼コンサート

「フレディ・マーキュリー追悼コンサート・フォー・エイズ・アウェアネス」を開催し、

  • エルトン・ジョン
  • デヴィッド・ボウイ
  • ジョージ・マイケル

 

など多くのゲストボーカルと共演しました。

 

1995年には、フレディの遺作となったアルバム「メイド・イン・ヘヴン」を発表。

2004年から2009年までは「クイーン+ポール・ロジャース」として活動。

ポール・ロジャースは、フリーやバッド・カンパニーの元ボーカリストです。

 

「クイーン+ポール・ロジャース」は、クイーンの名曲やポール・ロジャースのソロ曲、フリーの曲などを演奏し、世界中でコンサートを行いました。

 

2008年には、オリジナルのアルバム『ザ・コスモス・ロックス』を発表。

 

しかし、ポール・ロジャースは、

「クイーンとはもうやり尽くした」

として、2009年に活動を終了しました。

 

アダム・ランバートとクイーンの出会い

 

「クイーン+ポール・ロジャース」としての活動が終了した2009年、

そんな時にアダム・ランバートが突然テレビに登場し存在感を知らしめます。

 

それは2009年に行われたアメリカのオーディション番組

「アメリカン・アイドル8」への出演です。

アメリカン・アイドルとは・・・

 

アメリカ合衆国のテレビ番組で、歌手を目指す出場者たちが審査員と視聴者の投票で競い合う歌唱コンテストです。

優勝者はレコード会社と契約して歌手としてデビューすることができます。

 

アダム・ランバートは、ザ・ローリングストーンズやマイケルジャクソンなど様々な曲を独特なスタイルで歌いこなすことの出来る唯一の出場者で、

その抜群で圧倒的なの歌唱力とカリスマ的パフォーマンスで番組史上最も称賛され、一気に注目度が高まりました。

 

そんな中、クイーンのツアーのキーボーディストを務めていたスパイク・エドニーがたまたまこの番組を見ていて衝撃を受けたそうです。

 

アダムの歌声を聴いてすぐに鳥肌が立ちました。

レッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”を歌っていて、こいつは特別だと思ったんです。

カリスマ性があり、素晴らしいルックスでした。

引用:https://www.udiscovermusic.jp/

 

そして、そのことをロジャー・テイラーにメールで伝えました。

 

また、ブライアン・メイも色んな人からアダム・ランバートについて調べてみてとメッセージを受け取るようになり、youtubeでアダム・ランバートを密かにチェックしていたそうです。

 

そんな中アダム・ランバートは審査を勝ち進みついに決勝に進みます。

 

ブライアン・メイとロジャー・テイラーには、

「LAのアメリカン・アイドルで最終選考者2名と共演しないか?」

とオファーの電話があり、

 

ファイナリストのアダム・ランバートとクィーンが初めて共演することになりました。

 

 

決勝ではテイラー&メイの演奏で「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を歌い上げました。

 

オーディションの結果はクリス・アレンに敗れ準優勝に終わったアダム・ランバートでしたが、この共演は後に大きな転機となりました。

 

この時の共演の事を、2017年に発売されたブライアン・メイが執筆した本

「Queen in 3-D」

 

では次のように語られています。

アダムは明らかに僕たちと波長”ケミストリー”が合うことがわかったんだ。

僕たちの演出による反響は絶大だった、だからその時からアダムと一緒に組むことは脳の片隅にあった

引用:https://3xina.com/

 

この共演をきっかけにアダム・ランバートは、

新しいボーカルを探していた「クイーン」への参加を打診されました。

 

しかし、アダム・ランバートはソロ活動に専念し、正式にバンドに加入することはありませんでした。

 

その後、2011年にベルファストで開催されたMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで再び共演したことをきっかけに、クイーンのメンバーの一員として深い関係を築くことに・・・

 

そして2012年、クィーンとアダム・ランバートは初めて、

「Queen + Adam Lambert」の結成を公にしました。

 

新生クイーンの活動

 

バンド結成後、ウクライのキエフとイギリスのロンドンで小規模なライブ(ギグ)を開催。

 

滑り出しはかなり酷評の嵐ではあったものの、

2013年ラスベガス「iHeartRadio Music Festival」のライブ公演では大成功をおさめます。

 

2014年、ブライアン・メイとロジャー・テイラーはアダム・ランバートをリードボーカルとして全面的に押し出し、今までクィーン+α的な存在だったアダム・ランバートはクイーンの一部となり新生クイーンが誕生しました。

 

19日間の全米ツアーを決行。

しかし、予想を上回るほどの大ヒットとなった為、ツアーは全米とどまらず全世界ツアーに変更されました。

 

このツアーをきっかけに、イギリスのTV番組「X Factor」出演や

 

ロンドンの年末コンサート「New Year’s Eve concert」 に呼ばれました。

 

人気は留まることを知らず、

リオのコンサートチケットはたったの3時間で完売するほどに。

 

日本のサマソニックにも登場しました。

 

アダム・ランバートは、クイーンのファンであり、フレディ・マーキュリーの歌唱力や演劇性に憧れていました。

 

彼はクイーンの曲を自分のスタイルで歌いながら、フレディの遺産を尊重し、新しい世代にクイーンの音楽を伝えることを目指しています。

 

また、クイーンのメンバーとの友情や信頼関係を大切にしており、彼らとのライブを楽しんでいます。

 

彼はクイーンとライブを行っている理由について、こう語っています。

僕はクイーンの音楽が大好きで、彼らと一緒に歌えることは光栄です。

僕はフレディの代わりになろうとは思っていません。
彼は唯一無二の存在です。

僕は彼の歌を尊敬し、敬意を表しながら、自分の解釈で歌っています。

僕はクイーンの音楽を新しい世代に届けたいと思っています。

僕はクイーンのファンの一人です。

 

 

そして2009年、27歳の時にアメリカのオーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン8に参加し、準優勝し、その時に共演したクイーンのメンバーと運命を共にすることになります。

 

ラスベガスで開催されたライブでアダム・ランバートは、
自分が新生クイーンのリードボーカルを務める立場をこんな風に言っていました。

 

ある人はこう思うかもしれない

”すごいけどフレディじゃない”

そう!フレディに取って代わることなんか出来っこない・・・

 

フレディのことを愛していますか?

フレディに逢いたくて恋しくならない?

 

僕もそう。

僕も君たちの感情と全く一緒なんだ。

僕もファンなんだ。

 

幼いころからクイーンを聴きながら育ってきた少年が、大人になって大好きなクイーンと一緒に活動できるのはものすごい運命を感じますね。

 

因みに余談ですが、アダム・ランバートは、

映画『ボヘミアン・ラプソディ』にカメオ出演しています。

 

劇中でクイーンの初の北米ツアー中にフレディ・マーキュリーが彼女のメアリー・オースティンに電話をかけるシーンで、背後に映っていたこの髭面の男性です↓

 

 

フレディを目で誘惑する男性がアダム・ランバートだったとはちょっと驚きましたね!

映画に出演できたことは、いちクイーンファンとして最高のギフトになったのではないでしょうか?





まとめ・・・

 

この記事では、


についてまとめました。

 

「アメリカン・アイドル」放送後、一躍スターダムを駆け上がアダム・ランバート。

その時にクイーンのメンバーと共演したことがきっかけで、2011年からクイーン+アダム・ランバートとして活動するようになりました。

クイーンがアダム・ランバートを選んだ理由は、彼の歌唱力、対応力、オリジナル性に惹かれたからだと言われています。

またアダム・ランバートは、クイーンの名曲を自分のスタイルで歌いながら、故フレディ・マーキュリーへの敬意を表しています。

 

2023年現在、ブライアン・メイは74歳、ロジャー・テイラーは72歳になりましたが、この歳でも熱いパッションを持ち続けるバンドマンです。

新生クイーンはこれからも新たな可能性をファンに魅せてくれそうですね!

 

今年のNHK紅白歌合戦に出場するとのことなので今からめちゃくちゃ楽しみです♪

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