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イカゲーム:数字に隠された黒幕の思惑と456(エンジェルナンバー)の意味!ネタバレ伏線考察!

Netflix史上最大のヒット作と言われている『イカゲーム』

「面白い」とかなり話題になっていますが、個人的には心理戦があまりなく、デスゲーム系としてはちょっと物足りなさを感じてしまいました。

しかし、あとから見返してみると色々なところに伏線や秘密が隠されていてそこを回収する醍醐味がわんさかありました。

この記事では『イカゲーム』に散りばめられた数字に焦点をあて、伏線や考察をまとめていきたいと思います。

 

※ネタバレを含んでいますので、ドラマを視聴した後に読む事をオススメします!

456(エンジェルナンバー)の意味!

引用:Netflix

 

「イカゲーム」は、人生崖っぷちの人達が悲惨な状況から抜け出すために賞金456億ウォン(約42億8000万円)を目指して、死と隣り合わせのゲームに挑んでいくというものです。

 

参加者一人一人には番号がついていて、1番の脳腫瘍を患ったおじいさんから、このドラマの主役である456番のギフンまでの総勢456名でバトルが繰り広げられていくわけですが、

 

引用:Netflix

 

この数字に込められている秘密が実に面白いモノになっています。

 

456の数字の意味

謎のゲームの最後の参加者であるギフンの番号は456です。

ギフンがこのゲームに参加する前、競馬で勝った賞金が456ウォンでした。

 

この456という数字の奇妙な一致は何を意味しているのか?気になってエンジェルナンバーを調べてみると、456の数字には、

 

★456の意味★

お金などの物質的な事に対して前向きな変化

  • 4 ⇒ 決断して一歩を踏み出す時
  • 5 ⇒ 変化や成長の時
  • 6 ⇒ 物質的な事への心配を手放す

 

「階段」を示すサインでもあり、最終的なゴールや願望を達成するために必要な段階を通っている最中

 

という意味があることがわかりました。

 

会社をリストラされ、事業に失敗し、ヤミ金に多額の借金を抱え、妻には離婚され娘ともなかなか会えない。

年老いた母親のスネをかじり、ギャンブルにハマっていたクズ男が、娘と母親のために一念発起し、賞金を懸けて6つのゲームを1つ1つクリアーしていく内容とめちゃくちゃ当てはまってますよね。

 

ただこの数字に関して、人間は極端を嫌う性質があることから、一桁の数字の、

「123456789」

の真ん中の数字を選んだのではないかと考察している方がいました。

でも残念ながら監督曰く、

 

誰かの解釈を見ると、1と10の中間という分析が出ていた、解析してくれた方の創造性が目立つ。(笑)

引用:https://n.news.naver.com/article/023/0003642875

 

とおっしゃっていることから、この数字には大きな意図は隠されてはいないようです。

 

でも、競馬で勝った賞金456万ウォンから、ゲームの賞金456億ウォンまで跳ね上がっていることで非日常的状況の異質さはにじみ出ていますよね!

 

たまたま”456”という数字になったのかもしれませんが、ドラマの内容だけではなく、ドラマ自体の大ヒットを考えるとエンジェルナンバーに導かれた感は十分あります。

 

エンジェルナンバーの意味が面白い!

 

今回は最後に残った2人に絞って数字の意味を調べてみました。

 

ギフンの弟分のサンウ(218番)

 

 

ソウル大卒のエリート証券マンでしたが、横領の罪で追われているサンウ。

イカゲームで人生をリセットして、安定や経済的豊かさを求めていると考えると納得できますね。

 

脱北者のセビョク(67番)

 

 

弟と母親の為に大金が必要で、決して他人を信じないセビョク。

最後は悲しい結末をむかえてしまいますが、世話を焼いてくるギフンに次第に心を許してきて心の変化がありました。

 

つけられた番号になにかしらの意味が込められている意図はないと思われますが、エンジェルナンバーの意味合いを調べるととても興味深い結果になりました。

 

因みに、この番号がついたイカゲームのジャージ・・・

公式販売ではありませんが、コスプレ用としてすでに販売されているようですw

 


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番号は選べるようなので、エンジェルナンバーにあやかってみるのもいいのではないでしょうか?w

 

1という数字に隠されてた黒幕の思惑と意味

各自に与えられた番号は参加した順番でつけられています。

1番の番号が与えられてる人物は、脳腫瘍を患っているこのご老人。

 

1話で登場した時に真っ先に思ったのが、

と不思議に思いました。

 

ドラマを見てる限り、家族もいない孤独な老人のようにみえますし、

と、なぜイカゲームへのお呼びがかかり、そして参加することにしたのか?

全く意図がつかめませんでした。

 

最終話(9)で明らかになった黒幕

 

6話でギフンとビー玉対決をし、死んだはずのイルナムが最終話に登場し、呼び出されたギフンはそこで初めてイルナムがイカゲームの黒幕であることを知ります。

 

イルナムは金融業を営み、成功を収め、お金が有り余っています。

お金を腐るほど持っていても喜びのないつまらない人生が嫌になり、イカゲームを開始したと語ります。

そして観客席で傍観しているより、実際に子供の頃に感じたワクワクした楽しい時間をもう一度取り戻したく、イカゲームに自らも参加したと明かしました。

 

ギフンは最後の最後で、驚き・戸惑うことになるのですが、イルナムが黒幕であろうという伏線はアチラコチラに散りばめられていました。

 

黒幕だとわかる最大の伏線

 

おじいさんの番号である「1番」

はじめは参加した意図が全くわかりませんでしたが、ワクワクした気持ちを思い出したくてゲームを始めた張本人が1番初めに参加したと考えると意味が通じます。

 

そして「1」という数字には、

  • 物事の始まり
  • リーダーシップ
  • トップ

などさまざまな意味合いがあります。

 

イルナムとギフンの数字は対極にあり、

という立場を象徴しているように感じます。

 

その考察を裏付けるものに、おじいさんの「オ・イルナム」という名前にヒントがありました。

 

韓国語で”イルナム”は、

という意味があることから、

 

 

といった意味合いが含まれているのではないかと考えられます。

 

おじいさんは最初、なぜか名前を忘れたと本名を明かす事はありませんでした。

しかし途中で思い出し、ギフンに名前を教えます。

 

これは「俺がこのゲームの黒幕」だと告げているようなものですよね!

 

また、これは単なる親父ギャグっぽい解釈になってしまうのですが、

 

オ・イルナム ⇒ オイル・ナム ⇒ 老いる・男

 

と捉えると、どんな人間も必ず衰えて死んでいくという憂いを感じずにはいられません。

 

韓国のドラマなので日本語の意味は全く含まれない事がわかってる上でのこじつけ解釈ですが、人生の成功者であっても1番輝いてた頃が子供時代だったというのはなんとも言えない寂しさを感じてしまいます。

 

おじいさんは子供の頃に友達と遊んだ楽しい記憶を、ギフンと一緒にゲームをして喜びを感じていたんですね。

 

その他の黒幕だという伏線

 

★1話★

いきなり知らないところに連れてこられたのに妙に冷静だったり、

命がけのゲームだと言うことが知らされていなかった状況で参加者全員が顔を引きつらせて、必死に「だるまさんがころんだ」をやっているのに、ひとりだけ笑顔でゲームを楽しんでいる姿はゲームの趣旨がわかっているからだと思われます。

 

★2話★

ゲームを続けるか?やめるか?投票が行われた時、何故か1番最後の番号(456)であるギフンから始まります。

最後の判断が1番(黒幕)のイルナム委ねられます。

 

ゲームは一旦中止になり、参加者は日常生活に戻っていきますが現実の地獄を見せつけることにより「強制参加ではない」という建前と参加者が自発的に戻り、本気でゲームに参加するように仕向けます。

 

イルナムはギフンとまた一緒に遊びたかったので、偶然を装ってギフンに会いにいき、ゲームへの再挑戦を促したのだと思われます。

 

 

★4話★

それぞれの参加者が生き残るために殺し合いが始まり、戦々恐々とする展開となります。

そんな中、イルナムは一番高いベットの上に立ち上がり、「お願いだやめてくれ。おれは怖くてたまらない」と叫びます。

するとフロントマンの指示により殺し合いが中断されました。

 

他の参加者が同じことを叫んだとしても、中断の指示が出ることはまずないと思います。

これは黒幕からの指示だから従ったとみて間違いありません。

 

 

★5話★

フロントマンの部屋への侵入に成功した警察官のジュノが、参加者リストを観るシーンで、1999年のファイルには「001番」があったのに2020年のファイルでは「002番」から始まっていました。

「001番」の書類がないのはイルナムは主催者だという裏付けになります。

 

★6話★

脳に腫瘍のある高齢者という設定から、ボケたような言動が目立ちます。

 

おしっこを漏らし、ギフンにジャージを巻いてもらったイルナム。

その後イルナムは自分の1番の番号のジャージをギフンに渡します。

この1番のジャージには「特別待遇」の権限あると考えられます(黒幕なので)

ギフンを気に入っていたイルナムは自分がゲームを終えた後、お守りの意味を込めて渡したのかもしれません。

 

ビー玉ゲームの会場では、イルナムが昔住んでいた街と酷似していたのか自分の家があるとゲームを中断して探し回ります。

これは黒幕であるイルナムが忠実に再現させて作らせた町並みに大興奮していた事がよくわかります。(お金があるとなんでもできてしまうんですね・・・)

 

また、ビー玉ゲームでは2人1組になることで参加者が1人余る計算でした。

老人ということで足手まといになる人物と見られるイルナムは余る確率が高いはずでしたがギフンが手を差し伸べ、ゲームを続行します。

最終的に余ったミニョはゲームに参加できないので殺されたと誰もが思っていましたが、何故か生きていました。

これは余る確率が高かったイルナムが自分の身を守る「救済処置」としてフロントマンに指示していたものと考えられます。

 

しかし、ゲームに参加することになり、ギフンに勝ちを譲って最終的には死んでしまいます。

ただこのシーンは何故かイルナムが撃たれるシーンや棺桶に納められるシーンの描写は映っていないく、想定外の救済措置が取られたものだと考えられます。

 

 

このようにありとあらゆるところイルナムが黒幕である証拠が組み込まれていました。

 

最終話で自分の正体を明かし、金融業で大金持ちになった人物であるとわかると、

 

 

と、このゲームの発案者で黒幕であることの辻褄が合いますね。

 

銀行の支店長にもギフンに営業をするようにイルナムが最後の指示を出したんでしょうね。

まとめ・・・

 

イカゲームの数字にまつわる考察・黒幕の伏線についてまとめました。

イルナムが黒幕だろうな・・・という予想は早い段階からなんとなくわかっていましたが、改めて伏線を回収していくと新たな発見がありました。

もしかしたらまだまだあるかもしれませんので、見つけたら追記していきたいと思います。

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