わずか19歳で全米女子オープン優勝を飾り、史上2人目、10代でのメジャータイトル獲得となった笹生優花選手。
そんな笹生優花選手の帽子のツバには、印象的な「刀」の文字が入ってます。
この「刀」にはどんな意味があるのでしょうか?
また「刀」が繋いだ不思議な縁についてもまとめました。
笹生優花の帽子の「刀」の意味は?
「女ウッズ」の異名をもち、刀のように切れ味鋭いショットでパワフルなプレイを魅せつけてくれる笹生優花選手。
帽子のツバに書かれている力強い「刀」の文字と、プレーがものすごくリンクします。
また、
帽子のツバ
刀の鍔(つば)
と意味合いがかかっている感じも粋でgoodですね!!
この刀の文字は、スポンサーである日本刀の専門店「銀座長州屋」の深海信彦社長の
「決戦に臨む武士のように一打一打に命を懸け、真剣勝負をする」
刀といえば武士。
日本人の心に訴えるような、強い選手になってほしい
という意味が込められ、1つ1つ手作業で縫い付けられたモノだそうです。
笹生優花選手はお父さんが日本人、お母さんがフィリピン人のハーフです。
その為、日本とフィリピンの二重国籍を持っています。
20歳になったら日本国籍を取る予定なので、
日本の心、武士の心で戦ってほしい
というエールも込められているようです。
スポンサー銀座長州屋と父親の影響
笹生優花の帽子のツバ左側には「刀」の文字。
左側頭部には日本刀専門店「銀座長州屋」の文字が入っています。
2020年3月からスポンサー契約を交わしたそうです。
でも、日本刀専門店がゴルフ選手のスポンサーになるなんて珍しいですよね。
銀座長州屋さんが笹生優花選手のスポンサーについた背景には
”刀が繋いだ不思議な縁”
がありました。
スポンサー銀座長州屋の深海信彦社長とジャンボ尾崎
笹生優花選手はジャンボ尾崎さんの門下生として知られています。
そんな笹生優花選手とジャンボ尾崎さんとの縁を繋いだのが深海社長です。
ジャンボ尾崎さんは日本刀のコレクターで、新海社長とは13年ほど前からのお付き合いだそうです。
そんな中、あるゴルフ関係者から『フィリピンに凄い選手がいるけど、練習拠点がないからジャンボさんを紹介してくれないか』と頼まれたそうです。
その当時、ジャンボ尾崎さんは女子には教えておらず、お断り。
しかし、その後女子も指導するようになったことで縁を繋ぎ、晴れてジャンボさんの門下生になれたそうです。
笹生優花選手のスイングを見たジャンボさんは『これは凄いな』と舌を巻いていたそうです。
刀の縁だけではなく、ゴルフの才能と実力が強く結びつけたんですね。
刀好きの父親の影響と縁
笹生優花選手の父、正和さんは時代劇ファンで刀剣が趣味だそうです。
その父の影響で、笹生優花選手自身も抜刀や納刀に興味をもち、12歳のときには模造刀を使って一生懸命練習していたそうです。
その趣味が講じ、父、正和さんは以前から「銀座長州屋」を訪れており、笹生選手も父親に連れられて何度か訪れたことがあったそうです。
そうした経緯とご縁があり、スポンサー契約となったわけです。
刀を通して繋がった縁が凄すぎますね!!
そしてその縁(刀)を帽子に刻み、優勝までしてしまうんですから刀には何か神秘的な力が宿っているようです。
銀座長州屋さんの真剣は手に入れるのは無理ですが、、、
模造刀でもいいので刀の縁にあやかりたい気分ですw
大好きな刀とたくさんの思いを背負い、19歳という若さで素晴らしい功績をあげた笹生優花選手はあっぱれですね!!
まとめ・・・
笹生優花選手の帽子のツバにある「刀」の文字の意味と「刀」が繋いだ不思議な縁についてまとめました。
縁って本当に不思議なものですね。
でも、縁があっても良い結果に繋げられるとは限りません。
その縁を繋ぎ、大きく結んだのは笹生優花選手の努力の賜物だということは言うまでもありません。
これから益々の活躍が楽しみでなりませんね!