話題のツボ

ジブリフィルターは危険?著作権の問題は?安全にできるアプリはある?

 

この記事では、

・ジブリフィルターは危険?著作権の問題は?

・ジブリフィルター安全にできるアプリはある?

 

についてお伝えします。

ジブリフィルター(AI MIRROR・ToonMe)は危険?

 

TikTokやSNSで人気になっている【ジブリフィルター】

 

自分の写真をジブリ作品のような、

美しい世界観に加工できるところが魅力ですよね!

 

ジブリ風フィルターが利用できるアプリは主に2つあり、

アプリ名 特   徴
AI Mirror

 

ジブリフィルターは有料版(3日間無料体験で申し込み可能)登録が必要。

他にも人気アニメのキャラクター風フィルター

・ジョジョ風
・鬼滅の刃風
・NARUTO風
・ドラゴンボール風
・ONE PIECE風
・セーラームーン風

などアニメフィルターが豊富。

ToonMe ジブリフィルターを無料で利用できる。
(3日間無料+¥550/月”を押さない)ディズニー風フィルターが人気。

 

どちらも無料(AI Mirrorは3日間無料)で気軽に楽しめるアプリです。

 

なので、

 

ジブリフィルター、
めちゃくちゃエモい♡

簡単だし、やりたい!

 

と思っている方は多いと思います。

 

しかし、こういった個人の顔を加工する系アプリには、

一定のリスクが存在します。

 

危険その1:プライバシーの侵害

 

フィルターアプリは、

写真やビデオをアプリのサーバーにアップロードします

これにより、個人の情報や写真が第三者にアクセスされるリスクがあります。

 

危険その2:データの悪用

 

アプリやツールが写真をアップロードする場合、

そのデータは開発者や関連企業によって使用される可能性があります。

 

危険その3:アプリの権限

 

フィルターアプリは、写真やビデオの加工に必要な権限を要求する場合があります。

アプリによっては、

不必要な権限を要求して個人情報にアクセスしようとする可能性があります。

 

 

これらの危険性には注意が必要で、

アプリの利用規約とプライバシーポリシーを確認することが重要です。

 

AI MIRROR・ToonMeは安全なアプリ?

 

 

 

フィルターアプリの一番怖いところは、

使った画像がどこかのサーバーにデータが残ってしまう

ということです。

 

そして、フィルターアプリの一番の盲点は、

あなたのスマホで全て処理が完結されてると「感じてしまう」

という部分です。

 

つまりどういうことかというと・・・・

 

フィルターアプリでジブリ風画像を作る手順は、

  1. スマホ内で顔写真を選択する
  2. 変換処理される
  3. ジブリ風画像が表示される
  4. ダウンロードして保存

で完了です。

 

一見なんの問題もなく手元のスマホで、

全て処理がされてるように感じてしまいますが、

➃のダウンロードってちょっと変だと思いませんか?

 

あなたのスマホ内で全て処理がされてるのであれば、

➃は保存だけでいいはずです。

 

つまり実際にあなたがスマホで行っていることは・・・

 

  1. 選択した顔写真をアプリ会社が提携するサーバーに送る
  2. ジブリ風に画像処理されたデータがスマホで表示される
  3. サーバーからジブリ風画像データを『ダウンロード』する
  4. 保存完了

 

という工程です。

 

つまりつまり!

送った画像はサーバーにデータが残ってしまうわけです。

 

しかも!!!!そのサーバーは・・・

などは不明です。

 

だから、あなたが使用した顔写真は、

誰かに閲覧されているかもしれませんし、

悪用されることもあるかもしれません。

 

写真データに付いてる「位置データ」で、

あなたの居場所が特定されてしまう恐れもあります。

 

ジブリフィルターアプリの

「AI MIRROR」と「ToonMe」自体は、

 

「AI MIRROR」→ 分析終了後はデータを削除

「ToonMe」→ 2週間したら削除

 

となっていますが、

サーバーやサードパーティー(第三者)には情報データが残ることになります。

 

なのでジブリフィルターアプリは安全・安心ときっぱりは言えず、

現時点で問題・トラブルのニュースがないだけで危険リスクは含む・・・

といった感じです。

 

ご利用になる場合は、以上のリスクがあることは胸に留めて楽しんでください。

(特にお子さんの画像は注意してくださいね)

ジブリフィルター:著作権の問題は?

 

2020年9月、スタジオジブリが自社作品の場面写真などの画像を、

「常識の範囲で、ご自由にお使いください。」

と、正式にフリーで使っていいと発表し世間を驚かせました。

 

この「常識の範囲」というのは、

商用利用も含めてどこまで許されるのか?

という部分は明言されていなくものすごく曖昧です。

 

ただ、ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さん曰く、

僕はどこかで著作物として著したものは、
色々なひとが使いやすい環境を本来やる(用意する)べき。

いわゆるライセンス商売はもちろんあるわけで、ときにはそれが他人の商売領域を侵すということもあるんだけど、ギリギリだったらいいんじゃないかとかね(笑)

出典 :『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』

 

とおしゃっています。

 

著作権に縛られると、

情報が溢れた世界では作品が埋もれて消えてしまう恐れがあります。

ならば、作品を開放(著作権フリー)して次世代に繋いでいこうとのお考えのようです。

 

また今まで、ジブリ作品を愛してきてくれたファンや支えてきてくれた人達への「恩返し」の意味もあるようです。

 

「常識の範囲」の境界線で唯一語っていることは、

「(おとしめるような)誹謗中傷だけはやめてね」

ということだけ!

 

そう考えると、これはあくまでも私個人の感想ですが、

ジブリによほど大きな経済的損失を与える悪質な行為や、

貶める誹謗中傷さえなければ、

改変して遊ぶことも含め、「常識の範囲」の幅は割と柔軟ではないかと思います。

 

ただアプリのような大きな規模の会社に対してはわかりませんが、

一個人が使ったり遊んだりする分には大きな目くじらを立てることはなさそうです。

 

新しい技術で法整備されてない所(限りなく黒に近いグレーな範囲)で問題が生じるようなら正式な利用規約が出るかもしれませんね。

ジブリフィルターを安全にできるアプリはある?

日本国内発信ではない海外アプリは、

などの不安や疑念がついて回ることから、

安全・安心で使えるアプリは難しいのが現状です。

 

 

 

国内産アプリか公式アプリが出れば、

完全に安全・安心で使うことができるんですけどね・・・

 

この声がスタジオジブリに届いてほしいなと個人的には思います。

まとめ・・・

 

この記事では、

 

についてまとめました。

 

リスクはあるものの、現状は大きなトラブルは発生していない

というのが現状であり、

利用する場合はリスクを十分に承知した上でお願いします。

 

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